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不動産査定の方法は4種類
カテゴリ:磐田市の不動産売却  / 投稿日付:2021/05/18 19:45

不動産の査定方法についてご存じですか?

不動産の査定は、大きく分けて以下の4種類があります。


①不動産会社が行う査定(簡易査定)

②不動産会社が行う査定(訪問査定)

③不動産鑑定士が行う査定

④金融機関が行う査定



①不動産会社が行う査定(簡易査定)
とは別名机上査定とも呼ばれます。不動産情報や築年数、広さ等の資料をもとに査定する、文字通り机上の査定方法です。

②不動産会社が行う査定(訪問査定)
とは実際に不動産を見に行き、周辺環境を調査し、どんな人が住んでいるかを確認したうえで査定をします。
つまり訪問査定する査定者の主観が入りやすくなります。

さらに①、②の査定算出方法には3つあります。

A.取引事例比較法

B.原価法

C.収益還元法

ABCともに不動産屋で用いる算出方法ですが、それぞれの詳細は長くなるので別の機会に書いていきたいと思います。

①の机上査定では不動産業者に依頼してから3日~7日くらいで算出できるでしょう。
②の訪問査定では不動産会社の担当者が来て、1~2時間ほど現地を確認し、①の判断材料とします。

磐田市の不動産業者でもそうですが、不動産会社によって算出する査定額は異なります。
不動産会社の無料査定は各社の営業活動の一環のため、各社は自社の媒介契約を目指し営業します。
そのため1社目の不動産会社の提示額を見て、思いのほか高い査定額だった場合すぐに結論を出しがちです。
ですが複数社に査定依頼をし、どれくらいが妥当な金額かを見定めることが重要です。

③不動産鑑定士が行う査定
不動産鑑定士とはあまり聞きなれない方も多いかと思います。
不動産鑑定士は国家資格を持った不動産鑑定のプロのことです。不動産会社の社員よりもより専門性の高い職業です。
より専門性の高い査定となるため、例えば裁判や離婚調停などでこの査定書が使われるように、不動産会社の査定よりも、より権威性の高い査定方法となります。費用も数万から数十万かかる場合がありますが、その精度は不動産屋のものよりも高いです。

④金融機関が行う査定
金融機関の不動産査定は住宅ローンを利用する場合が最もなじみやすいかと思います。
銀行は、「再調達価格法」といい、評価する建物を再調達(同じものを再建築)した場合の建築費用を見積もる方法を用います。
再調達額は各銀行独自の評価方法があり異なり、また対応年数も国税庁の定める法定対応年数と、銀行独自のものがあります。


以上、4つの査定についてまとめてみましたが、一般的に用いられる査定方法は①と②となります。
不動産業者が行う査定方法は、実際の市場の相場観を加味した金額となるので、売却の取引には最も現実的な金額であると言えます。つまり③、④と違い、今この物件を売りに出したらこのくらいが周辺の相場ですよととらえられるのが①②の不動産業者の行う査定額だということです。


不動産売却は人生の中でそう何度も経験することは少ないかと思います。
だからこそ、事前に情報を集め準備することで、安心して満足のいく取引ができるはずです。
不動産業者は全国に約12万業者、コンビニよりも多いと言われていますが、ここ磐田市でもこの査定方法は変わりません。
磐田市で不動産売却をする際は、土地、空き家、中古住宅であってもこういった査定の流れや方法を知っておくといいかと思います。

磐田、浜松で不動産売却をお考えの方、不動産業者一覧の中から不動産屋を選ばれているお客様は是非当社、センチュリー21東海不動産にお声がけください!!


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